経理アウトソーシングについて

経理アウトソーシング（経理代行）とは経理業務を外部の専門業者に業務委託することです。

近年、会計基準の国際化や四半期報告制度の導入、コンプライアンスの遵守、個人情報保護の徹底など、経理業務の複雑化・高度化が進んでおり、経理部門への負担が増加しています。

一方で、日本では生産年齢人口が年々減少していっており、人材確保が困難になっていく中で、人を選ばない業務運営がより重要になってきています。

アウトソーシングを活用することによって、経理担当者の業務負担の軽減や人件費削減、主要事業への注力、作業の標準化等に繋がります。また、専門家に経理アウトソーシングすることにより、最新の税制を活用できるメリットもあります。

このようなメリットがあることから多くの企業がアウトソーシングの導入に注目していますが、アウトソーシングのその効果・効用と運用手法については、外注先によってかなりの差が見られるのも事実です。優れた外注先をパートナーとすることがアウトソーシング導入成功のポイントの1つといえます。

会計・経理業務のアウトソーシングを検討する場合、まず問題となるのは、会計・経理業務が広範囲であることです。
現預金出納業務、資金管理業務、売上・請求業務、管理会計業務、月次決算業務等、多岐に渡っており、その上、領収書、 請求書、伝票といった書類整理も必ずついてきます。
また、それぞれにおいて必要とされる知識が異なるため、会計・経理業務全てについて一括してアウトソーシングするのは大変難しいという点があります。税務申告書の作成は、税理士との連携が必要であり、監査法人の監査を受ける企業の場合には、監査法人との連携や監査への協力も不可欠です。

弊社は小規模事業者に特化して経理業務のアウトソーシングサービスを展開していることから、監査法人の監査が必要な企業は対象としておりませんが、税務申告については当社の運営に税理士が携わっているため、一括してアウトソーシングを受けることが可能です。